お腹周りが大きいイコール肥満とは限りません
メタボ検診が話題になっていて、ああ、お腹の周りを計るのねと受け取っている人が多いようです。
実際、TVなどでメタボ検診に関する話題を取り上げるときは、必ずメジャーをお腹にあてている画面が出るから無理のない所ですね。
しかし、メタボ検診で検査する項目は腹囲だけではなく、血圧・血糖値・コレストロール値と合わせて四項目あります。
このうち、新しく加わった腹囲は内蔵脂肪の付き具合を推測するために計るもので、男性であれば85cm以上、女性であれば90cm以上を指導の対象とします。
といっても、腹囲が基準値以上の人イコール肥満ではありません。
それは各個人の体格の差を想像してみれば、すぐ分かることです。
スポーツマンで筋肉を鍛えていれば、痩せては見えませんし、そういう人は内蔵脂肪なんか付いていなくても、腹囲が85cm以上あってもおかしくはないですよね。
反対に見た目がスリムな人で腹囲が85cm未満でも、全然運動していない人は内蔵脂肪がべったりと付いている、隠れ肥満の人かも知れません。
またこの基準は日本独自のもので、欧米では基準値が若干違います。
今回メタボ検診に踏み切った主な目的は、網を大きく投げかけて、従来であれば要注意で済ませていた、病気二歩くらい手前の人を生活指導によって安全地帯に引き戻すことで、将来の生活習慣病患者の発生を未然に防ぎたいというものです。
従って、とりあえず機械的に測定した腹囲で基準値をオーバーしても、本当に要注意なのかどうかは他の検査項目との兼ね合いや、その後の専門家との話し合いの中ではっきりしてくると思われます。
カテゴリ: メタボリックシンドロームとは?
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